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柿の木
ぴのがまどかを探してる

いつもの朝のお見送りの時
車を見送りに出ると後ろの家の庭から出てきて
隣の家の柿の木に登り爪とぎをし
門番の車が出ると私の足元に降りてきたまどか

ぴのは向かいの家の駐車場で車が行くのを待ち
それから私の足元にきて
先にいたまどかは公園に向かう

今朝
ぴのは一度も通ったことのない
後ろの家からの抜け道を
ちょうどまどかがやっていたように
やってきて
登ったことのない
柿の木に登った

公園までつれていったけど
いつもの散歩のような楽しさはなく
耳をそばだてては立ち止まる

私が
まどかを包んだバスタオルを抱いて
部屋の真ん中にうずくまっていた時
振り返ると
みーことぴのがじっと後ろに座っていた

家の中のいたるところで
ぴのはじっと座り
耳をそばだてている
部屋の奥を窺い
隣の部屋を窺い
外からの出入り口を探し

そして今朝はまどかを呼んでいる

まどかの埋まっている
その上に置いた石に
喉を鳴らして
鼻をこすりつけている

まどかの寝ていたシーツを
長いこと舐めてやっていた

ぴのが
一人でも楽しく遊べるように
まどかちゃん
慰めてあげてね

みーこは昨日
ぴののお尻のにおいをかいで
ちょいちょいと
ちょっかいを出していたよ

それから
まどのご飯を食べ
いつもまどが食べていた
みーこのごはんを
なんだかつまらなそうに食べた

まどかを包んだタオルのある部屋で
寝ていたよ

仲が良くなってきていたんだろうね

冬になれば
そんなに外にも出なくなって
二三年もすれば
もう少し落ち着いて家にいるようになったろうに

あと一日
あとひと月
あと三年
そうすれば
事故の危険はきっと減っていた

なぜ
この秋だったのか

あんなに甘えて
二人きりで沢山話したその日にいった

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2016 / 10 / 14 ( Fri ) 06:52:12 | 飯炊き女の覚書 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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