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朝焼けの日
真夏のながい一日
日差しに耐えた子は
とくとく
規則正しく走る命の音に
身をゆだねて

真っ暗な夜にたったひとり
待っていた

なにを待っているのか分からなかったけど
気温の下がり始めた夕方
うつらうつらと見た夢の覚めるとき

懐かしい声を聞いたんじゃないかと思った

朝が来る頃に
あの声がなんだったか
わかるかも知れない

それが
自分の待っているものだろうか

そんなことを
なまぬるい暗闇の中
自分の体の奥の「とくとく」
を聞きながら
感じている

しなやかに生き
すべての動力が
肢体を駆けていたけれど
今はバラバラ

きっと何かの生き物が
自分を中から食い荒らしているのかな

それは長い辛い戦いで
一秒一秒
あちこちから襲う
いろいろな苦しみの波

深くなった夜が
今度はだんだん薄れ始める

もうこどもは目を閉じたままで
空に吸い込まれていく月を
見ていない

けれど
瞼の前が少しづつ
晴れていく

その日の太陽は
雲を真っ赤に染めた

綺麗な朝焼け
赤黒い
濃い血液が
ぽつっと一滴水に溶けたような
透明な赤だ

とくとくは
リズムを変える

ぎりぎりと胸が締め上がり
息を吸い込むのに
きっ
と声をあげると

その目に
朝焼けが映った

ああ
あれだ
待っていたのは

いっぱいいっぱい
私を包んだ
ゆるがないもの



朝焼けの日は
雨が降る
苦しみ抜いた身体を
雨が打つ

柔らかな身体が
冷たく固くなる間
雨が降り続け

雨が上がり
あたりの木々が
火照った体に吸収した雨を
喜び溢れて発散するころ

あの子が送った苦しみの時間は
まるで存在しなかったかのよう

あたりは
緑色の輝きに満ちている












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2015 / 07 / 27 ( Mon ) 08:12:02 | これは、詩だ。 | TrackBack(0) | Comment(0) | トップ↑
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